<その88> 

 

 

     やさしいボス猫シマオ       

 

 

 

 

冬の極寒、夏の猛暑は外猫たちにとって、時には命を落とすことにもつながりかねない過酷な季節です。

 

 

 

 

ボス猫のシマオもこの夏の猛暑で体調を崩し、すっかりやせ細ってしまいました。2020年8月12日写す。

普段はたまにしか姿を見せないシマオは、ずっと玄関や中庭のそばにいるようになって、「シマオちゃん、ご飯」という私の声で、のそのそと歩いてきては、とてもゆっくりとした動作で特別に調合したやわらかい栄養食を食べるのでした。

年老いたり病気になったこれまでの外猫同様、シマオも口内炎がひどく、水分の多いゼリー状のご飯しか食べられなくなっていたのです。

 

 

 

 

 

 

これは7年前に初めて写したヤング・シマオの写真。2013年10月10日。

縄張りが湯元通りから万葉公園までと広く、性格もおだやかでやさしいので、メス猫たちにモテモテ。だからこの周辺のトラ猫の多くがシマオの子どもたちなんです。

先が太い独特のしっぽはうちで保護した「まれ」とそっくりですし、体型はシマコそっくり。下の写真の少し寄り目なところは次郎とうり二つです。

 

 

 

 

2017年5月28日のシマオ。まだまだ元気です。

左側にいるのはデブリン。

 

 

 

 

 

2019年5月22日のシマオ。かなり年老いてきて大丈夫かなと心配しましたが、それから1年がんばって生きてきました。

どっしりした年輪のようなものが感じられる風貌です。

 

 

 

 

 

 

 

猛暑はなかなか解消されず、それでも徐々に元気になってご飯もだいぶ食べられるようになってきたシマオですが、8月20日以来ぷっつり姿を消してしまいました。

熱帯夜が続いていたのでもう体が耐えきれなかったのか、それとも広い縄張りのどこかに移動したのか、どこでもいいから無事にいてくれたら…などとはかない望みを祈るばかりです。